小型犬の定義、ペット可物件のこと

引っ越しを考えていてよさげな物件を見つけたときの話。

ペット可物件探し

うちには犬がいるので当然「ペット可」物件を探すわけです。スーモなどのサイトを見ていると「ペット可」や「ペット相談」といった条件に加えて「外犬可」「猫可」「中型犬OK」「2匹まで」などなど細かい条件が書いてある物件もありペットが住んでる様子を想像しながら探すのは結構楽しいです。

ある日「小型犬可、規約あり」という物件が目に留まります。立地も間取りも内装も希望通りで気分が上がります。でも「規約」が気になります。マンションだから共用部分は歩かせてはいけないとか、エレベータに乗るときはキャリーに入れて顔が出ないようにしないといけないとか、そういうことならその通りにすればいいよね、と軽く考えていたのに。

小型犬の定義

犬のサイズは便宜上(正式な定義があるわけではない)超小型犬・小型犬・中型犬・大型犬に分かれていて、一般的にはこの犬種は〇型犬という感じで判断します。この考え方だとミニチュアダックスは小型犬ですね。

ドッグフードやおやつ、動物病院のお薬は体重であげる量を決めます。今家にあるおやつのガムの袋には小型犬(5kg~10kg)なら1日2本までとなってますね。うちのはりちゃんは7kg弱なので、ダックス的にはビッグサイズだけど小型犬という認識でよさそうです。

不動産屋に問い合わせてみた

入居可能日や敷金の上乗せ(ペット可物件は1か月分増額されるケースが多い)の確認ついでに「規約」についても不動産屋に問い合わせました。

そうしたら驚きの回答が!

「鼻先から尻尾の付け根までの長さが50cm以内なら入居可能です」

体高(地面から背中までの高さ)についても規定がありそれはクリアしていたと思うのですが、この長さ規定の衝撃が大きすぎて記憶が全然ないです。

はりちゃんを測ってみる

見た感じ絶対はりちゃんは50cm以内ではない。そもそもダックスは胴が長いのに。日頃「ミディアムダックス」と呼んでるくらいなのに。無理感満載ですが一応測ってみました。

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ホントは頭はここまででかくないですが。鼻先から尻尾の付け根まで65cmもあります。長い。とても長い。

尻尾の長さは問題にはなってませんがついでに測ってみました。いわゆるダックスのふさふさした尻尾ではなく、毛が少なくて刷毛のようです。そしていつもアンテナみたいに立ってます。

50cm以内というとトイプードルやチワワ、マルチーズといった犬種でしょうか。胴長族は厳しそうです。

そんなことで家はあきらめた

残念ながら規約に沿えないのでその物件はあきらめました。

ここまでシビアな規約だと、子犬が成長して50cm超えちゃったらどうなるんだろう。はりちゃんだって5kg程度と聞いていたのに気が付いたら7kg目前まですくすく成長してたんだから。

家を探すときは後々トラブルにならないように、細かい事まで確認することが大事ですね。