これは映画の方です。Bustersのみなさまにはすっかりお馴染みの映画ですけどストーリーを追っていても「神様より 君を信じる」という一節とあの影絵が同時に頭の中でずっと再生されていて、本当はそれぞれの場面に素敵な音楽が流れていたはずなのに私の中では「スケアクロウ」の音楽は「スケアクロウ」になり、二人の物語は三人の物語に見えました。これはもう仕方がないですね。
で、映画に戻って。ロードムービーって結構好きなんです。ダイナーとかモーテルとか出てくるもの。ピクサーのCARS大好きなんですけどそういった要素が満載だからですね。
全然性格の違うふたりがどういうきっかけで意気投合するのかそこが一番気になっていました。この疑問に対する私なりの解答は以下の通り。
- 全然違う性格だからこそ、自分とは違う部分を尊重する(ここは欧米的かもしれない)
- 相手に理解しかねる部分があってもかまわない
- 敢えて相手のすべてを理解しようとはしない
- 二人とも自分の力だけでは夢はかなえられないことを知っている
- だから二人で力を合わせて夢の実現へ向かって行動できる
アル・パチーノ演じるライオンが妻に電話するシーンはつらかった。わずかの期待はもろくも崩れ、それでも日々は続いていく。その後の二人の生き様がとても気になります。泣いたり笑ったりケンカしたりいろんなことがあるだろうけど、時折振り返って今までのところはまあ上出来だと思えてたらいいな。