XAMPP [v5.6.11] 日本語が使えない?

WordPressでサイトを構築するときに、最初からレンタルサーバ等で構築と運用を同時に始めるのはハードルが高いと感じていました。ローカルでいろいろ遊んで納得してからサーバにアップできたらいいなと思って探して見つけたのがXAMPP。

自分のパソコンをサーバとして使うためのプログラムがセットになったパッケージでMySQL、PHP、Perlが使えるようになっています。XAMPPはWindows用でMac用のMAMPというのもあるそうです。

これをパソコンにセットアップしてからWordPressをインストールすると、サーバ上のWordPressと同じようにWordPressをかまうことができます。

— 追記 —
サーバのWordPressにローカルで使用していたプラグインをインストールしたら、プラグインの中には設定項目がサーバとローカルで異なるものがいくつかありました。やはり全く同一環境とはみなせないようです。
— 追記ここまで–

XAMPPをインストール

書店で本を買ってきて(2015年1月発行)その通りに作業をしたところ、インストールとApache&MySQLの起動までは問題なく進みました。

ところが http://localhost/ に「日本語」が表示されません。そのうえいくら探しても「index.php」へのリンクが見つかりません。いろいろと調べてみると2015年7月にver5.6.11が出て細々と仕様が変更になったそうです。

まずはセキュリティをきちんと整えるために
ブラウザで http://localhost/security/index.php を表示します。
そして左のリストから「English」を選択します(日本語が使えないので)。
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表の 「These XAMPP pages…」「 The MySQL admin …」「 PhpMyAdmin password …」の行の右端にあるSTATUSが緑色の「SECURE」になっていればOKです。

インストール直後は赤いマークが出ていると思うので画面中央にある
http://localhost/security/xamppsecurity.php
を開いてパスワード等設定します。

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戻ってくると先程の表の右端部分が「SECURE」の緑に変わっていることでしょう。

次は「phpMyAdmin」を使ってデータベースを作成します。
以前のバージョンでは http://localhost/index.php の中に「phpMyAdmin」へのリンクがありましたがver5.6.11ではXAMPPのコントロールパネルからphpMyAdminを起動します。

XAMPPのコントロールパネルはXAMPPをインストールしたフォルダの中にあります。そのフォルダにあるxampp-control.exeを実行してコントロールパネルを起動しましょう。

コントロールパネルを起動したらMySQLの行の「Admin」ボタンをクリックします。これでphpMyAdminが起動しました。WordPress用にデータベースを作成しましょう。

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その後WordPressをインストール&セットアップしてひとまず完了です。phpMyAdmin以降の作業はXAMPPが日本語化されていなくても全く問題なく進めることができました。

— 2016.2.1 追記 —
XAMPPの公式ページを見たらDBがMySQLからMariaDBに変わっていました。

XAMPP公式サイト
— 追記ここまで–