週初めにまた雪が積もったかと思ったら、昨日は春の陽気&強い日差しで雪をかぶった山々がとてもきれいでした。長野は山に囲まれているので『山の雪が増えてる』とか『今日は山がはっきり見える』という毎日のちょっとした楽しみがあります。ちなみに山がきれいに見えるのは山そのものに日が当たっている時なのです。自分がいる場所ではなく。これは今シーズンの発見でした。
そして暖かくなると花を植えたくなります。さっそくこの3月に出たばかりの草花の本を買ってしまいました。
さいたま市にあるフローラ黒田園芸さんの本。
フローラ黒田園芸は私も何度か訪れたことがある素敵な園芸店です。初訪問は埼玉に住み始めてすぐの頃でしっかり迷子になり、与野のイオンに車を入れて出直したのでした。ドイトのhananoki与野店(ガーデンセンター)もすぐそばなので、ガーデニング好きなら2軒をはしごして1日中過ごせそう。帰りにイオンで買い物すればいいし。
ぱらぱらめくると季節ごとの可愛い寄せ植え写真があります。寄せ植えを作るのはとても楽しくてついつい苗売り場を覗いてしまいます。でも留守中の水管理を考えるとそんなにたくさんは増やせない。昨夏いくつか盆栽を留守中に枯らしてしまったので…。そう私は盆栽も育てる人なのです。
お庭のアイディアも季節ごとに数パターン載っています。地植えの場合は植えつけた時点で完成を目指すのか、数年後の株の成長を待って長期的に考えるかで選ぶ植物が変わりそうですね。
この本はどちらかというと『植物カタログ』に近い内容で、最近店頭で扱われることが多い植物の説明が中心です。以前購入した同種の本とは掲載されている植物がずいぶん違います。草花にも流行があるし新しい品種がどんどん生まれているので何年かおきにはこういった『植物カタログ』的な本を買いなおした方がいいかもです。
寄せ植えのアイディアにはそんなにページが割かれていないので同じ黒田さんのテクニック本も紹介します。たくさんある寄せ植えテクニック本の中で今一番気に入っているのがこちら。作ったその日から見ごたえがある、植えたら完成タイプの寄せ植えがたくさん。小さい花だけの寄せ植えは目からウロコでした。そういう発想で苗を選んだことはなかったなあ。
↓うちの鉢バラ。この状態では?ですね。左がウイリアムシェークスピア2000で右がスーブニール・アンネフランク。どちらも7~8年もので私と一緒にあっちへ行ったりこっちへ行ったり。
冬剪定で思い切って短く15cmくらいでカットしたら株元からわいわいと芽が出てきました。もう少し伸びたら整理しよう。植え替えもすませたのであとは新芽が凍りつかないよう見守るばかり。