最高の人生の見つけ方 [The Bucket List] (2007)

性格もこれまでの人生も全然違う二人がいろいろあって世界中いろんなところに行くので見ている方も旅行気分。でも、それよりも、もし自分がこういう境遇になったら二人のどちらに近い捉え方をするのか、どんな選択をするのか。途中からそれが気になってしまいいろいろと考えながらの2時間でした。

最後のほうでモーガン・フリーマン演じるカーターが人生に満足し家族の暖かさに囲まれていたのにジャック・ニコルソン演じるエドワードはその時点では不幸すぎてつらかったです。エドワードの人生においてはある意味自業自得な状況なのかもしれないけれど、私は基本的には映画にはハッピーエンドを求めているのでこのまま終わってしまったらどうしようと焦りました。結局エドワードも行動してくれてハッピーエンドで幕を閉じました。ああ、よかった。ほんとに。。

香港のバーで出てくる女性のセリフ「天国の床に開いた小さな穴」。おおっこれは!これじゃないですか。正式なコメントは発見できていませんがきっとこの映画からインスピレーションを受けたのでしょう。ちょっと嬉しい発見です。

DVDや録画でご覧になる方は映画が終わったらそのままもう一度最初のオープニングの部分を見てください。あーそういうことかというのがよくわかります。本来はエンディングの部分で「なるほど」と気づくべきなんでしょうね。気づいた方はわざわざオープニング見なくても大丈夫です。

公式サイト(ワーナーブラザーズ)