ミニスキレットでポークソテーを予熱で焼こう それからブラインのこと

とんかつ用のお肉を使ってポークソテーをつくります。よりジューシーなソテーにするためにお肉を『ブライン』すると完璧です。

ブラインとは

鶏の胸肉や豚のもも肉など脂肪が少ない肉をそのまま加熱するとどうしてもパサついたり固くなってしまいがちです。そんなお肉も『ブライン液』という液体に一定時間つけておくだけでびっくりジューシーなお肉に変身です。

ブライン液のレシピにはいろいろなものがありますが、今回はとんかつ用肉のサイズに合わせたものを紹介しますね。

  • 水 170g
  • 塩 小さじ1/3 ←食卓塩やヒマラヤソルトのような粉末の塩がおすすめ

ビニール袋に水と塩とお肉を入れてこぼれないように口を閉じて30分~1時間室温に置いておくだけ。このレシピは塩分&漬け時間が少ないため味はほとんどつきません。

ちょっとめんどう…かもしれませんけどお肉を室温に戻す時間を利用してブラインしておくと、食べたときにやっといてよかった!と思っていただけるはず。

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↑口を止めているクリップはIKEAのもので色がかわいくてお気に入りです。500円ほどで3家族で分けても使いきれない量のクリップが入っていましたよ。

かたまりの肉やローストチキンのようにもっとサイズが大きい時はつけ時間を長くします。下味付けも兼ねてお砂糖やハーブを入れることもありますね。

ポークソテー・ジンジャーソース 1枚分

  • とんかつ用の肉 厚さ1cm以上あるもの 1枚
  • 下味用の塩、こしょう

☆ソースの材料

  • 醤油 大さじ1/2
  • メープルシロップ or 砂糖 小さじ1/2
  • 酢 or ワインビネガー 小さじ1/2
  • 水 小さじ1/2
  • おろしショウガ 小さじ1/2~

準備

  • 肉をブラインする。ブラインしないときは30分前に肉を冷蔵庫から出す。
  • ソースの材料を混ぜ合わせる

さあ、作ろう

今回使用したお肉。厚さは1.5cm弱で130gありました。

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肉の表面の水分を拭き取り塩とコショウで下味をつけます。ブラインしたものも軽く塩とコショウを振っておきます。

外側の脂肪に切り込みを2か所入れます。赤味の部分に到達するように。脂肪をだいぶカットしてますがこの辺はお好みで。

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スキレットにオイルを薄く引いて中火にかけ、煙が出るまで熱します。

表になる面を下にしてスキレットにお肉を入れそのまま1分30秒ほどおいしそうな色になるまで焼きます。

↓これくらいの焼き色が理想

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焼き色がついたら裏返して火を止め、予熱で3分間火を通します。ふたはしません。

☆普通のフライパンのときは火を止めずに弱火で焼いてください。

3分経ったらお肉を取り出しスキレットにソースの材料を入れます。中火にかけてかき混ぜながらソースにとろみが出るまで煮詰めます。

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ソースにとろみが出たらお肉をからめてお皿に盛りつけます。上からソースをかけてできあがり。

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