怒髪天【 TOUR2016 ジャパニーズ中年隊】@松本 ALECX

2016.5.7 怒髪天ライブ@松本ALECXに行ってきました。

☆ネタバレありますのでご注意ください。

松本でのライブは10年振りくらいだそうです。増子さん「前回来たときは40代だった。もしかしたら30代だった。」始まってみればお久しぶり感など全くなく、みんながひとつになった本当に熱く暑い一夜でした。

松本ALECXはキャパ300人くらいがほぼいっぱい。男性が多くて年齢層も高め。開演前何度も詰めて下さ〜いの声がかかってました。増子さんは熱く、友康さんとシミさんは終始笑顔でホントに楽しそう。坂詰さんは残念なことにお姿を拝見できず…。

MCは順不同、覚えてる限りです。

「秋田から8時間かけて運転してきて、あと3時間はさすがにムリということでいったん家に帰った。」えーっという声に「たまには家に帰らせろ。家賃払ってるんだし。洗濯しなきゃなんないし。」

シミさんは松本城に出かけて天守閣にも登ったそうです。
「最近はどこのお城も甲冑着た人がいて嬉しい。時間がなくて一緒に写真を撮れなかったのが心残り。」

これを受けて増子さんのマイ甲冑が欲しい話へ。「本物は重いからFRPがいい。」
シミさんを見ながら「モヒカンみたいな兜あるよね。毛がついた兜とか変な派手なのをかぶりたい。変な武将は敵に関わりたくないと思われて戦いで有利なんじゃないか。友康はギターのついた兜をかぶればいい。ギター侍。」客、リアクションに困る。増子さん「…残念」

「長くやっているから嫌なことも辛いこともたくさんあった。時が経つと同じ出来事に直面しても感じ方、捉え方が変わってくる。」の流れから『明日への扉』(間違えてたらスミマセン)。

「松本は山が美しくて空気がきれいで住みやすそう。空気がきれいだから精密機械の工場があるらしい。」
「だけどここにいる奴らには全然関係なさそう。空気が悪く埃っぽいところ – ライブハウス – に集まって来るのだから。」

『可燃モノ』を聴きながら、ふと辛いことばかりの人生だろうが、逆に恵まれたハッピーな一生を終えようが、人は最後は消えてなくなってしまうんだよなと思った。だからその瞬間瞬間で自分にとって大切なものを選びながら生きていきたい。

「昔はパンクだった。奴らを倒せとか、今考えれば奴らって誰だよ。これからはもっと具体的に気に入らないものに対して立ち向かっていく。」からの『せかいをてきに…』。

『雪割り桜』を合唱しながら涙が出そうになった。なんだろう。この涙は。そのままのテンションで『セイノワ』。ライブの熱はピークに。

アンコールで増子さん。
「俺が手渡せるのは今ここにいるみんなぐらいが限界だ。だから今ここにいない人にはみんなから手渡してくれ。」

もっと前に来るように呼びかけられ、お客さんさらにいっそう前へ圧縮。お客さんの顔が見たいからとフロア(客席)の照明をつけたままで『歩きつづけるかぎり』を演奏。

「パワーをもらいました、元気をもらいましたというメッセージをよく受け取るけど自分たちもお客さんからたくさんパワーをもらってる。」

ラストは増子さんとシミさんがダイブ。「生きてまた会おう。必ずまた会いに来るから!」とステージから去って行きました。

ものすごい大きなものを渡された気がして終演後もしばらくぼーっとしてしまいました。そして外へ出たら汗が冷えて寒さに震えました。今時期はまだ着替えが必須ですね。そうそう、ドリンクチケットはソフトドリンクなら2杯飲むことができましたよ。