読書メモ『いきなりはじめるPHP』とこの本を学習するときのヒント

これはテキストです。読書用の本ではないですね。

いきなりはじめるPHP

他の言語の経験者だけでなく、まったく初めてプログラミングの世界に飛び込む人にとてもおすすめしたい!

Chapter1 なるほど!心の準備編

新しいことにチャレンジするときはまず『心の準備』が大切…というわけでこの本はなんと心の準備から始まっちゃいます。プログラムの本で『心の準備』から始まる本は今まで見たことがありません。

Chapter2 がんばろう!パソコン設定編

プログラムを書いたことがない人にとって一番大変なのは実はパソコンをプログラムが書けるように設定することかもしれません。そこをゆっくりしっかり説明してくれてるので『やってみたい』パワーで無事クリアできるはず。

ちょっと補足

よくわからないので本書と同じバージョンで学習したい人

本書の説明通りVer1.7.4が現在でもダウンロードできますので、そのまま操作を続けてください。

Ver1.7.4以降の新しいバージョンで学習したい人

23ページの説明のように

http://www.apachefriends.org/jp/xampp-windows.html

を開くと最新版のXAMPPがダウンロードできます。私の環境ではphpが5.6.11で問題なく操作できています。

なお、XAMPPのバージョンが1.7.4以降ではXAMPPのコントロールパネルやphpMyadminの画面が本書と異なります。補足説明が

http://www.ric.co.jp/book/contents/pdfs/php_hosoku_3_b.pdf

にありますので参考まで。

Chapter3 ワクワク!プログラミング編

いよいよプログラミングのスタートです。あれこれ考え込まずに手を動かしてみましょう。ところどころにある『デバッグのテクニック』が何気に心強いです。

Chapter4 ドキドキ!データベース編

WordPressを使ってブログを書くにあたっては『データベース』を意識したり『データベース』について何も知らなくてもたぶん困ることはないけれど、せっかくプログラミングに挑戦するのならデータベースのことも少し知っておくといいと思います。データの流れが『だいたいこんな感じかな』と想像できることはけっこう大事です。

まとめ

プログラム初心者にとってもphpの初心者にとっても、最初に手に取る本としては最適な本と思います。見よう見まねでも実際に動作するものが出来上がるのでかなり達成感があります。

さらにphpのことを知りたいときや、誰かが作ったものを修正するときなどはこちらでは足りないのでもっと上級向けの本、たとえばphpリファレンスのような本を探してみてください。