Windows10をUSBメモリからクリアインストールする方法その2:クリアインストールを実行する

昨年夏頃Win8.1→Win10にアップグレードしたパソコンの不具合が気にかかっていたので思い切ってWindows10をクリアインストールしました。

不具合についての記事はこちら
Windows10をクリアインストールしたらこれまでの問題が解消して驚いた

クリアインストールの手順

  1. インストール用メディアを作成する
  2. クリアインストールを実行する ← この記事
  3. レジストリの設定を変更する ← 機種によっては不要

所用時間

環境によってさまざまですが今回かかった時間は下記のとおり。

インストールメディア作成:およそ25分
インストール実行:およそ20分

使用するパソコンのこと

HP Pavilion dv6

Windows10のバージョン:ビルド10240 ←最新でない、訳あり

2016060610

インストール時使用メディア:USBメモリ

必要であればインストールの前にバックアップを行ってくださいね。


クリアインストールを実行する

インストール用メディアを準備する

インストール用メディアの作成方法はこちら。
Windows10をUSBメモリからクリアインストールする方法その1:インストールメディアを作成する

 

BIOS設定の確認と変更

パソコンをUSBメモリから起動できるようBIOSの設定を確認&変更します。やり方はこちら。
HP Pavilion Notebook BIOS設定画面でUSBメモリから起動できるように設定する方法

 

それではクリアインストールを開始します

パソコンをシャットダウンしてインストール用のUSBメモリを接続したらパソコンの電源を入れます。しばらくは画面の指示に従って操作します。迷うところはたぶんありません。

そしてパーティションをどうするか、という画面が表示されます。お好みに合わせて設定すればいいのですが、今回は一旦すべてのパーティションを削除して新規で500MBのパーティションを作成しました。500MBという値に特に意味はありません。なんとなく。

そしてWindows10は[ドライブ0の割り当てられていない領域]にインストールすることにします。

2016060708

インストールが始まりました。

2016060709

インストールするオペレーティングシステムは元のオペレーティングシステムと同じものを選択します。画像ではわかりにくいですが下の[Windows 10 Home]を選択しています。

2016060710

だいぶ進みました。

2016060711

再起動の指示が出たらUSBメモリを抜きます。
抜き忘れたまま再起動するともう一度最初からインストールしなおす事態に陥ります。そうなったらとてもがっかりです。
この画面↓が出たらUSBメモリを抜きましょう!

2016060712

再起動するとインストール作業はあと少し。
このまま使ってもいいのですが、初期設定のままではなんでもかんでもマイクロソフトに情報を送信してしまうので、内容を確認したいと思います。

下にある[設定のカスタマイズ]をクリックします。

2016060713

表示される内容に目を通してどうするか決めてください。設定画面は3ページほど続きます。

2016060714

設定が終わるとインストールは終了です。

インストール後のWindowsバージョン

無事OSビルドが10586になりました。

2016060715

インストール後のAMD Radeon HD 6700M Series ドライバ

バージョンは15.201.1151.1008
本日現在最新のものが入っています。

2016060716

インストールはこれでおしまい。

AMDのグラフィックカードが搭載されているパソコンのとき

パソコンを再起動しましょう。ログオン画面が表示されるまでに真っ暗な画面が1分近く、もしくはそれ以上表示される場合はレジストリの設定を変更します。やりかたはこちら。
Windows10をUSBメモリからクリアインストールする方法その3:レジストリの設定を変更する