うちのダックス11歳はただいま歯周病の治療を受けております。早かれ遅かれいつかこうなると十分予測できていたことなのですが、実際そうなってみると犬が不憫で切ないのです。
ここ1カ月くらい、犬の口臭がだんだん強くなってくるような気がしていました。歯磨きができない子なので、歯磨きガムとかお口のサプリ(獣医処方のもの)なんかはマメにあげているのですが、それにしても口臭がきつい。
それに加えて前足で口をこすったり、鼻先をクッションなどにこすりつけるしぐさが頻繁にみられるようになります。寝ていてもかゆみのためときどき飛び起きて口をゴシゴシするので熟睡できなくなっているようです。いよいよお口がダメになったのか!と病院へ。
治療のこと
予想通り歯周病ということで、歯茎の炎症を抑える抗生剤を2週間処方されました。幸いすぐに抜歯が必要とか膿を出さなくちゃといった緊急事態ではなかったので、ひとまず薬で症状を押さえて犬を楽にしてあげましょうと。とはいえ根本的な治療ではないため、不快感が治まったら改めて今後の治療方針を相談しましょうというお話でした。
帰宅してさっそく薬を飲ませようとしたら、嫌がって飲んでくれません。たいていの薬やサプリは平気でポリポリ食べてるハリー君ですが、たまにNGなものがあります。匂いが苦手なのかな。
薬を始めてからの経過
- 3日目:口臭がなくなった。まだ頻繁に口をこする。
- 5日目:変化なし。食べ物は平気なのだが、大きいおもちゃをかじると歯茎に刺激があって不快らしくすぐにおもちゃを離す。
- 8日目:口をこする頻度が下がった。おもちゃかじりが不快なのは変わらず。
現在こんなところです。早くかゆみがなくなって楽になるといいのですが。抗生剤を飲むと私はおなかがゆるくなるので、ハリー君もそうなるのかと思ったら全然平気そうです。水を飲む量も変わりません。
嫌いな薬の与えかた
今回のように嫌がるお薬はこんなふうに与えています。基本的に好き嫌いなく何でも口にする、食いしん坊の子はフードに混ぜるのが一番のようです。
お薬は直径1cmほどで半分に割って処方されました。そのまま口に押し込むと吐き出します。
用意するものは”やっとこ”やペンチ。内側のぎざぎざがないともっといいのですが。小さな紙で薬を包んでからやっとこで挟みます。直接薬を挟むとやっとこのぎざぎざに薬がはさまって後が大変です。
お皿にごはんを半分ほど入れておき、つぶした薬をふりかけます。多少かたまりがあっても気にしてないようです。
残りのごはんを入れたら完成。これでちゃんと食べてくれます。
フードの写真を撮っていたら、足元でハリー君がピーピー騒いでいました。「ごはんで遊んでないではやくよこせよっ」