最近見つけた斬新な料理本に載ってたチョコチップクッキーのレシピ。
ブログでチョコチップクッキーのレシピを募集したら30か40種類のレシピが送られてきたんですって。全部のレシピを試作するのはムリなので、材料の分量やオーブンの温度、焼き時間など全ての数値の平均を計算してみたのが『平均値のチョコレートチップクッキー』。
一見クレイジーな配合っぽいのですが、みんなの好意を無駄にしてはいけないとそのまま試作したところ結果は予想に反してなかなかいけるものだったとか。
オーブンを178.98度、またはなるべくそれに近い温度に予熱する。
小麦粉 245g
塩 3.81g
重曹 3.63g室温で柔らかくした無塩バター 87.9g
冷たい無塩バター 29.9g
溶かした無塩バター 58g
色の薄いブラウンシュガー 169g
色の濃いブラウンシュガー 20g
白砂糖 109g卵 46g
卵黄 8g
バニラエキス 6.08g
水 2.51g
牛乳 3.84g
セミスイートチョコレートチップ 257g
どんな味がするんだろう。ってことで作りやすそうな分量を計算してみました。
小麦粉 95g
塩 1.5g 小さじ1/4
重曹 1.4g 小さじ1/2
室温で柔らかくした無塩バター 34g
冷たい無塩バター 12g
溶かした無塩バター 23g
色の薄いブラウンシュガー 66g
色の濃いブラウンシュガー 8g
白砂糖 42g
卵 18g
卵黄 3g
バニラエクストラクト 3g
水 1g 小さじ1/5
牛乳 1.5g 小さじ1/3
セミスイートチョコレートチップ 100g
水小さじ1/5と牛乳小さじ1/3を入れるか入れないか。誤差の範囲じゃんと思いますがコンセプトが 『平均値』 なので。
材料を見ただけですでにいくつか問題が発生してます。
- 室温で柔らかくした無塩バターと冷たい無塩バターと溶かした無塩バターをどんな手順で合わせるのが正しいのか
- 色の薄いブラウンシュガーと色の濃いブラウンシュガーに相当する日本で手に入れやすい砂糖はなんだろう
- その濃いブラウンシュガー相当の砂糖を買ってきたとしても、使うのはたった8g
- 卵黄3gを計るのは微妙なテクニックが必要そう
焼き方も面白くて
クッキングシートをクッキー用の天板の1/3に敷き、丸い大きなスプーンで生地を天板の上に落とす。一部のクッキーはクッキングシートの上に乗るが、他は乗らないようにする。13.04分焼く。
クッキングシートを使う派と使わない派がいたってことですね。『丸い大きなスプーン』ここだけかなりアバウトでおもしろい。出来上がりサイズはスタバで売ってる大きなクッキーをイメージすればいいのかな。
私としてはコンマ何グラムとかコンマ何秒とか考えるのは全然苦にならなくてむしろやる気が出ます。どんなクッキーができるのか楽しみだなあ。