2017.1.7 新年早々長野で怒髪天2Days開催、1日目レポです。
長ーいタイトルが物語っているように、この日は大みそか12月38日という設定で始まったライブ。ところどころで混乱がありつつも大みそかの年越しライブらしく、今年(2016年)を振り返るトーク満載でした。まとめるならば年の前半は51本ツアー、後半は増子さんと3人に分かれての活動、そして年末にバンドで集まって「バンドっていいなあ」を実感しながら今日を迎えた、という増子さんの言葉。
会場SEはピーズ。武道館決まりましたもんね。
「舞台ではふと思いついたことを話したり行動に移すことはできず、全て決まっていることを粛々とこなさなければいけないが、バンドの時は好きなことを好きな時に話せるし途中で水も飲める(確かに)、バンドって自由だ!」
「坂さんは首の長い女性に憧れがある」「坂さんは写真を撮るときいつも首を伸ばしている、ついでに頬をへこましている」そうなので、写真をよく見てみてください。そう話している間友康さんは頬をずっとへこませてました。
ひめキュンの話で友康さんの「プレイヤーに徹することができたのは大きかった。怒髪天だとコーラスとかやんなきゃいけないし」に対しては増子さんから「やんなきゃいけないしって自分で作ったんだろ」
「俺たちはお互いに助け合う仲。」「音源が出たりライブをやるときは君らが俺たちを助ける。」「君たちが困ったりつらい目に合っているときは、俺らの曲を聴いてまあまあもうちょっとは頑張れそうかな、と思える程度には助けてあげられる。」増子さんの笑顔には背中を押してくれる不思議な安心感があって、そうそう、まだまだ頑張れるよって思ってしまうのです。
この日一番しみて泣きそうになったのは「宿六小唄」。
今日の事すら出来ない男に どうして明日が見えてこようか
自分の事も出来ない俺に オマエの涙を拭えるハズあるもんか
理由はうまく説明はできないけど。
そしてビックリだったのはアンコールでの「恋人たちのクリスマス」。増子さん自身もびっくりしたとか。「そろそろ年越し、カウントダウンと思ったらさらに日付が巻戻ってる!」
スタートからなんとなく「年越し祭り」というよりも「今年を振り返ろう」「生き方を振り返ろう」的な印象だったのですが、ここでようやく世間と歩調を合わせた(?)祭りっぽい雰囲気に。そして最後は「美学」。この日にふさわしいエンディングだったなーと思います。
物販の方は12月38日Tシャツなど限定っぽいグッズもあったけれど、思わず怒髪印の磯五郎さんをゲット。ところが家に帰ったら年末に買ったばかりの磯五郎さんを発見。しばらくは何にでも七味をふりかけることにします。