2017.1.8 新年早々長野で怒髪天2Days開催、2日目レポです。
前日の大みそか(という設定の)ライブはしんみりというかしっとりというか、とにかく手放しでははしゃげない雰囲気のまま最後まで走った印象でした。一夜明けて元旦(という設定の)は開演前からお祭り騒ぎの気配が濃厚。同じ会場で行われる同じバンドのライブ、そしておそらく客側も2日続けて参戦の人が多いと思われるのにこの雰囲気の違いは何?
オープニングは大好きな「酒燃料爆進曲」。みんな「待ってました!」といわん限りのはしゃぎっぷりで、これから2時間大丈夫だろうかと心配になってしまうほど。前日もやったのにね。2日間でベスト盤2枚分の曲をやるって聞いてたけど(初日の増子さん談)、終わってみれば確かにその通りの豪華なラインナップ。お馴染みの曲たちが次から次へと繰り出されお祭りは続きます。
この日一番しみたのは「青き旅烏」でした。いい曲だなっとしみじみと。若ーい人たちが大声で歌っているのを見ながら、10代の彼らとそれなりな年の自分とでは感じることはおそらく違うんだろうなあと思いつつ、ひとりひとりにまっすぐメッセージを渡してくれる怒髪兄さんたちに感謝しながら大切に聴いてました。
MCは2016年の総括が中心で、内容は概ね侍青會会報のインタビューどおりです。といっても実際に兄さんたちから語られる言葉の方が数倍面白く、チャンスがある限りライブには参加するべきと思います。
「紅白出場が決まったらどの曲を歌うか?」は「ファンからアンケートを取るかも」。でもアンケートは取るだけで参考にしない、とか。紅白に出るなら何だろうなと素早くその場で考えてみましたが、怒髪天を知らない人に聴いてもらうなら「ひともしごろ」とか「歩き続けるかぎり」でしょうか。「ひともしごろ」は自分が今聴きたい曲でした。今回の2Daysではセットリストになかったので。
そしてそして、お年玉企画としてこの先のライブスケジュールが発表されました。冬は長野、春はアワーヅ。東京はなんだかんだでライブが多いから、季節ごとのイベントは地方でやりたいとの嬉しい発言に会場大騒ぎの中、2017年のツアー日程のお知らせも。
終わってみれば2日目は最初っから最後まで、ほんとに楽しいライブでした。次に会える数か月後まで、その日が待ち遠しいです。