2018.7.14
KING BROTHERSの20周年とアルバム発のお祝いで、POLYSICSとScoobie DoとKING BROTHERSの3バンドイベントに渋谷までお出かけ。
ライブ参戦の記憶を書いていると、いそいそとお出かけするバンドはどれもこれも20周年!とか30周年!ばっかりなことに気づく。要するに高校生~社会人なりたての頃に好きだったバンドは今もお気に入りで居続けてるわけで、それはそれですごいことなんだと思ったりする。バンドが続いていることに何よりも感謝だね。もちろん、解散してしまったバンドもたーくさん、すぐには思い出せないくらいあるのも事実。この日の3バンドも活動期間はだいたい同じくらいなのでは?
はじめましての渋谷WWW。ステージを見下ろす階段式のライブハウスも初めてで新鮮。ステージと、ステージ前の平坦エリア(ダンスフロアと呼ぶべきか)で踊っているお客さんを見ながら、自分は確かに同じ空間にいるのに、なんというか、ライブ映像を見ているような楽しさもあった。
POLYSICSはほぼイベント定番曲固めで、間違いのない盛り上がり。フミちゃん今日もカッコいい。フミちゃん好きなので。みんなフミちゃん好きでしょう。本当は降りていって下でまみれたかったが、まだ先が長いことを考えて階段フロアで一緒に踊り、汗だく。POLYSICSのライブはスポーツに似ている。
2番手はScoobie Do。もしかしたらライブははじめましてのScoobie Do。コヤマくんはすごいね。誰にも似ていない、ものすごいオリジナルなエンターテナーだと思った。今更何を言ってるのかと批判されそうだけど、本当にそう思った。コヤマくんだけでなく、Scoobie Do自体がものすごくオリジナル。誰にも似ていない、ステキなショータイム。ライブというよりショータイムと呼びたい。音源聴いているだけでは、PV観てるだけではわからない、ライブの醍醐味をありがとう。そして私はこの日、ナガイケジョー氏に魂を奪われ、転換中ずっと、いつかまたの再会を夢見ながらジョー氏の残像に酔っていた。
トリはもちろんKING BROTHERS。
こちらももちろん間違いのないカッコよさ。最近「間違いのない」や「安心感」が好きというか、大前提で、それは年のせいなのかとも思うけれど、この前提が欠けてしまうと音楽やパフォーマンスに集中できなくて困る。みなさまには「間違いのない安心感」のうえでの「新鮮さ」や「新しい発見」や「感動」ぜひともお願いしたいところである。3人バンド、ベースレス。先の2組とは全然違う音が、パフォーマンスが。激しいけれど、ただ激しいだけではない何かにぐんぐん引き込まれ、あっという間に時間が過ぎていった。
合間のDJタイム、これがまたいいなーと思った。バンドでも踊り、DJでも踊り、最初から最後まで切れ目なく音楽に包まれる感じがワンマンとは違う、イベントの楽しさだよね。