Chapter 3: CONCRETE
「SUCCESs」の3番目CONCRETEです。「CONCRETE」って若干馴染みがない言葉のように思います。そこらじゅうで見かけるコンクリートのことでもありますが、辞書を引いてみるとあのコンクリートのイメージで正解のようです。
concrete : definite and specific
definite は clearly known, seen, stated、specificは detailed and exact。具体的な、有形の、実際の、明確な…という感じ。
Of the six traits of stickiness that we review in this book, concreteness is perhaps the easiest to embrace. It may also be the most effective of the traits. (p129)
stickするために必要な6つのキーワードの中で「CONCRETE」は一番取り入れやすく効果的ということです。先に出てきた「UNEXPECTED」などは自分にとってはUNEXPECTEDであったとしても他人にとってはそうではないかもしれない。他者に訴えかけるためには他人の頭になって考えないとわからない場合が多々あります。
でも「具体的であれ」と言われれば具体的か抽象的かはおおよそ自分で判断することができます。注意点としては以下の通り。相手にとって「具体的」かどうかを常に考えないといけません。
The barrier is simply forgetfulness – we forget that we’re slipping into abstractspeak. (p129)
CONCRETEの具体的な(具体的な具体的な、になってしまった)内容は次回で。