MADE to STICK最終回です!
「この本から知りたいこと」を振り返ろう
- STICKとは何か → 人の心に印象付けるために必要な6つの要素
- 自分に「STICK」できた経験はあるか → これは相手に聞いて見ないと何ともですが、自分のアイディアが上司に採用されたりお客様が期待した行動を取ってくださったりという経験はあるので、時と場合によって意識しないうちにSTICKできたこともあるのでしょう。
- STICKすると良い点は? → 良い点ばかりですね。コミュニケーションという観点から考えるとSTICKできてない状態というのは時間や労力の無駄遣いであると言えます。
- STICKしないと困るのか? → この本を読んだ後では自信を持ってYES!と答えます。
- 誰のためのもの? → コミュニケーション術ともいえるためあらゆる人のものでしょう。
終わりに
一言でいえば楽しい本でした。親しみやすい語り口ですし、結構身近な例もたくさん出てきます。アメリカに住んでいるわけではないのでピンとこない部分もありますがそれを差し引いても読み物として十分楽しかったですね。
人に何かを教える立場の人にもぜひ読んでもらいたいと思いました。学校の先生やインストラクターといった仕事は、教える側と教わる側にある種の信頼感が生まれるまではなかなか「教えたいこと」を伝えても響かないという難しさがあります。最後のSTICKY ADVICE のTEACHING THAT STICKS (p266-) に日々の仕事に早速活用できそうな、教えることに従事する人に向けてのページがあります。もっと早くこの本に出会っていれば私自身仕事の進め方が今とは違っていただろうと思っています。
おしまい。