No Damage:佐野元春 (1983)

佐野さんの曲を知ったのは中学生の時。クラスでビデオ作品を作ることになり同級生が「ガラスのジェネレーション」と「アンジェリーナ」をその作品に使ったのです。初めての音楽に衝撃を受けてすぐにレンタル屋さんでこのアルバムを借りて何度も何度も聴きました。

当時レンタルと言えばレコードでそれをカセットテープにせっせと録音するのです。カセットテープのインデックス(アルバム名や曲名を書く紙)に凝ったりして。懐かしいなあ。改めて発売年を調べてみるとほぼリアルタイムで聴いていたようです。

「ガラスのジェネレーション」と「アンジェリーナ」は今更語るまでもない名曲ですが、一番のお気に入りは「Happy Man」。歌詞の内容が中学生だった私にとってはまだ知らない「大人の世界」のように思えてワクワクしたものです。

ちなみにそのビデオ作品は「バスケ部」をテーマにしたものでストーリーはもう忘却の彼方なんですが、「ガラスのジェネレーション」を聴くと今もバスケットボールのシーンが浮かんできます。