焼き菓子を作るのが好きなので小さいサイズの型を検討しているうちにスキレットが便利かもと思い調べてみるとニトリのスキレットが人気だとか。夏頃は品切れお取り寄せだったみたいですが今は普通に店頭に並んでいます(うちの近所では。地域差あるかもです)。6インチで16-17cmくらい。一般的なパウンドケーキの半量の生地がちょうどよく焼けそうです。でも最初っからお菓子を焼いてくっついてもあれなので手始めにハンバーグいってみました。
実はこのスキレットは3代目、以前はロッジのもっと大きいのを持っていましたがやっぱり重くて大変。扱いやすい重さで選ぶと中途半端なサイズになってしまい結局パンケーキくらいしか出番がなく手放したのでした。ニトリスキレットに比べると全然厚手なので温まるまでにも時間がかかり急いで料理をしたいときには不向きです。一旦温まったら保温効果は抜群なのですが。そういえばやはり夏頃本屋のアウトドアコーナーに小さいスキレット+本が売ってましたね。あれはロッジだったのかな? 重くて迷っているうちに夏が終わり、、
オーブン焼きハンバーグ(1個分)
ひき肉 100g
塩 小さじ1/4
こしょう 4ふり
ナツメグなどお好きなスパイス 適量
玉ねぎ 1/4個 または 長ネギ 15cm
パン粉 大さじ1
牛乳 大さじ1
卵 1/4個 ← 溶いて大さじ1くらい
焼くための油 小さじ1
- 玉ねぎまたは長ネギをあらみじん切り(5mm角くらい)耐熱容器(後でひき肉その他が全部入る大きさ)に入れて電子レンジで1分加熱して冷めるまでおいておきます。
- 1が冷めたらひき肉と塩、スパイスを入れて白っぽくなるまでよく混ぜます。
- パン粉、牛乳、卵を加えて更によく混ぜてスキレットに入るサイズのハンバーグの形にします。オーブンで焼くので厚みは気にしなくてよいです。
- オーブンを200度にあたためます。
- スキレットに焼くための油を入れて中火にかけます。温まったらハンバーグを焦げ目がつくまで片面1分半くらいずつ焼いたらオーブンへ入れます。
- 200度で10分焼いたら出来上がり。万全を期するなら中心に温度計を挿して[牛・豚:71度、鶏74度]になっていれば安心。
メモ
- ひき肉の種類は何でもお好きなものを。牛肉100%にこだわるのもよし、おろしポン酢で食べるなら豚鶏ミックスもおいしい。
- スパイスはナツメグが一般的ですがお肉とソースに合わせて何でもアリだと思います。今回はナツメグがないのでシナモンパウダーとクミンシード入れました。クミンシード好きです♪
- 付け合せのじゃがいもは茹でておいた(レンジでも)ものをオーブンに入れる前に載せて一緒に焼きました。
ハンバーグを食べ終わったスキレットで焼き飯を作りました。たまたまあった炊き込みご飯を使いましたが、器のイメージ的にはガーリック風味がよかったなあ、和風の炊き込みご飯では物足りなかったです。全然ご飯がくっつくこともなく使い勝手がとても良いです。次は本来の目的のお菓子を焼いてみよう。
使い始め:シーズニングのこと
このスキレットは最初に使う前に「シーズニング」というひと手間が必要です。というと面倒に感じますが意気込まなくてもすぐ終わります。
- まず洗剤できれいに洗って水分をふきとったら中火にかけて水分を完全に飛ばします。といっても火にかけるのは1分くらいで取っ手が触れるうちに火を止めましょう。
- スキレットにサラダ油やオリーブオイルを大さじ2程入れ、ペーパータオルで底面と側面と縁の部分にオイルをまんべんなく塗ります。
- 弱火にかけて5分ほどそのまま加熱します。うっすら煙があがってもそのままで。ニトリスキレットは薄いので強火にする必要はありません。
- 5分経ったら冷めるまで置いておきます。取っ手が熱いので注意。
- 冷めたら残った油をふき取って、ついでに取っ手や裏側にもオイルをべたべたしない程度に塗りましょう。これでいつでも料理に使えます。
使った後のお手入れ
- 水をいっぱいに入れて火にかけます。こぼさないように。湯気が上がってきたら火を止めスポンジやたわしで洗います。
- 水分を拭き取って乾いたら全体に(裏も)オイルを薄く塗っておきます。