THE NOT-SO-SECRET FORMULA (p79)
Chapter6 “THE SECRET : DO GOOD WORK AND SHARE IT WITH PEOPLE” です。
まず「do good work」作品の質を高めるためには自分で頑張って取り組むしかありません。近道はなーい。失敗してもいいから毎日(でなくてもいいけど)納得いくまでコツコツ継続して自分のレベルを上げましょう。
次に、「share it with people」。今はネットで手間なく何でも気軽にシェアできる時代です。シェアすることでそれを見かけた誰かからのフィードバックを得ることができます。ブログを書くのもインスタグラムに投稿するのもそう。もしかしからそれがビジネスになるかもしれません。改めて書かなくてもみんな知っていることですね。まだクオリティに自信がなくても大丈夫。
Most websites and blogs are set up to show posts in reverse – chronological order – the latest post is the first post that visitors see, so you’re only as good as your last post. (p82)
知りたかったことに答えてみよう
STEALって?どういう意味で言ってるの?
「STEAL」と聞くと「盗作」のようなイメージでびっくりしました。この本のいうところの「STEAL」は先生から直接教わるのではなく、先生のすることを見て「見よう見まね」「技術は目で盗め」という意味でした。
まずは一流のものをお手本にして真似をしてある程度の技術を身に付け、その先は自分ならではのオリジナルな着眼点なり技法なりでアレンジしていくという割とオーソドックスなやりかたです。「本を売るためのタイトル」としてはかなり上出来なんではないでしょうか。これはUnexpectedですね。
クリエイティブになるためのヒントをください!
- お手本を探す
- お手本の真似をする
- 頭の中で考えるだけでなく、パソコンの中で組み立てるだけでなく、できれば手や体を使って実際に「形あるもの」を作ってみる
- コツコツ継続する
- やりたいことがたくさんあったら全てやってみる
- できたものはシェアする
こんなところでしょうか。
ところで「アーティストになるには」というとその道で報酬を得ているいわゆるプロになる方法を思い浮かべがちですが、この本を読んで私は「頭の中のアイディアから形のあるもの作る人」は誰でもアーティストなんじゃないかと思いました。
だから絵が上手でなくてもどこかで食べたおいしい料理を自分のキッチンで再現してみたり、インテリアの本を真似してお気に入りグッズで部屋を模様替えしたり、手持ちの服でコーディネートを工夫して友達に褒められたりというのも胸を張ってアーティスティックな活動といってしまっていいのではないかと。
もしかしたらそれらが誰かの目に留まってお金を生み出すかももしれないし。誰でも生まれながらにアーティスト、目的は自分がまず心地よく楽しむこと。さらに他の誰かが喜んでくれたら最高だと思います。
この本は「読み物」ではなくて「絵本」のような感覚で読むと楽しいです。なのでそのへんにインテリアとして置いといて気が向いたら手に取るようなスタンスで記事も書いてみました。
おしまい。