怒髪天【長野闘気オレンピック2017】@長野 CLUB JUNK BOX

2017.12.9 2017年ラストの怒髪天ライブ。

音源を聴いたり、PVやライブ映像を見たり、日頃バンドの音楽に触れる手段は多々あるけれど、この日のライブに参加して思ったのは、やっぱり怒髪天はライブが一番だということ。同じ場所で同じ時間を過ごしてみてわかることがたくさんあって、その瞬間にしか起こらないことを体験しなくては人生もったいないなーと更に強く感じた夜だった。

オープニングは北風に吠えろ。1曲目は様子見なんてことは全くなく、早くもバンドと客の一体感が生まれていたように思う。軽やかで楽しげな曲にかなりヘビーな歌詞がのっている雑草挽歌はこの日のお気に入り。続くセイノワは、50+1本ツアーの時にいろいろと考えたことがあって、考えすぎて目の前のパフォーマンスを楽しむ余裕がなかったのだけど、今回は純粋に曲に入り込んで聴くことができた。

間に挟まれた天誅コアが素晴らしく良かった。アルバムの一曲目だし、50+1本ツアーでもオープニングで演奏されていたから、この曲は一曲目しかありえないと思いこんでいたのだが、全然そんなことはなかった。中盤はお酒の歌をいくつか。酒瀑はどこでやるんだろうかとぼんやりと考えながら、乾杯は続く。赤ら月もほっとした感じでいい雰囲気だった。

終盤に差し掛かりこの時期にぴったりの恋人たちのクリスマス。次回こそは歌詞を覚えて一緒に歌いたい。そして酒瀑。これを聴かなきゃ歌わなきゃ年を越せないと、誰もが思っているに違いない。最後はヨーソロー!

アンコールは… ダブルアンコールが…

ドリンクをもらって外で物販をのぞいてから(怒髪天磯五郎が並んでいたけれど、年初に買った磯五郎はまだ封を開けていないのである)セットリストの写真を撮っていたら、聞き覚えのある重低音が響いてくるではないか。

他のお客さんとともにフロアにダッシュすると、なんと美学!!!

怒髪天のたくさんの曲のなかで1,2を争う大好きな美学。年初(昨年末)の長野初日にも演奏してくれた美学。楽しく幸せな時を過ごせてありがとうと思っていたのに、このサプライズには嬉しくて半泣き状態で聴き入ってしまった。

振り返ってみれば2017年は怒髪天に始まり怒髪天で終わった1年だった。2018年はどんな年になるのだろうか。

ミニオンズとタイマーズ

昨日テレビでやっていたミニオンズの映画を観ながら思い出したこと。

最後の方で、スカーレットに見つかって必死の逃走をしているあたりで(違ってたらすいません)「hey hey We’re Timers!」という、懐かしい曲がバックに流れていました。ミニオンズなので「We’re Timers!」ではなくもちろんミニオンズ語で歌っているのですが、それにしても何でタイマーズ?

あとで調べたら、「タイマーズのテーマ」はモンキーズのカバー(替え歌)で、ミニオンズが歌っているのはモンキーズのカバーなんですね。「タイマーズのテーマ」がモンキーズのカバーだったこと、今(というか昨日)初めて知りました。当時は全然そんなこと考えずに聴いていたので。モンキーズで有名なのはデイドリームビリーバーですが、これもその後もいろんな人がカバーしているけれど、私の中ではデイドリームビリーバーはタイマーズの歌。

タイマーズが活動していた頃はヒルビリーバップス(2期の)をよく聴いていました。中でも川上君が好きで、その川上君に似ている人がウッドベースを弾いていたのがタイマーズ。タイマーズの活動とか、行動とか、歌詞とか、当時の世の中とか、さまざまありましたが、私がタイマーズを聴くきっかけとなったのはウッドベースの人でした。

近くの大学の学園祭に来ていたので、(今から考えても)幸運にもライブに参加することができたのです。ライブ自体は、もう20年以上前のことですが、重みがあって、毒があって、公共のメディアには載っていなかったいろんな発言が聴けて…今でもすごいライブだったことは忘れられません。もちろんウッドベースの人ばっかり見ていたこともしっかり覚えています。

ミニオンズ、キャラクターやストーリーが楽しいのはもちろんですが、1作目はThe WhoのMy Generation(素晴らしい!)やビートルズのRevolutionなどお気に入りの曲がたくさんかかってご機嫌なのでした。

Sigue Sigue Sputnikと布袋さん

最近Polyのところで話題になっていたSigue Sigue Sputnik。

今から遡ること30年ほど前、私もBOOWYが解散してしまい嘆き悲しんでいた1人なのですが、ある日布袋さんのラジオを聴いていたら流れてきたのがSigue Sigue Sputnikの「Love Missile F1-11」でした。

過激な暴力
食べ物はおいしい
水を飲んではいけません
明日またお会いしましょう

あまりにも衝撃的。でも曲はとてもカッコいい。有名な曲のフレーズがところどころに散りばめられていてそれもまた楽しいのです。何ですかこの人たちは!と思いながらも当時はインターネットもないからそれ以上調べようもなく、その年の年末に出かけたアメリカで探して探して見つけたのが「Flaunt It 」。

「皆様の夢をかなえます」って何?

ガンダムみたいなよくわからないロボットが描いてあるし、おまけに旅行中はCDが聴けないから「ほんとにこれで合ってるのか?」と半信半疑のまま旅行中を過ごしたことを覚えています。

布袋さんの「C’MON EVERYBODY」は、エディ・コクランのオリジナルバージョンとは全然違う、この「Love Missile F1-11」風のアレンジですよ。あるいはSigue Sigue Sputnik風と言うべき?

現在に戻ってYoutubeで映像を見ると、ジャケットの印象どおりのかなりぶっとんだビジュアルの方たちです。「21st Century Boy」もこのアルバムに入っているので興味があればぜひ。曲はどれもこれも良いです。

他に布袋さんお勧めで覚えているのはROXY MUSICそしてBryan Ferry。私はBran Ferryで出てる曲たちの方が好きです。

—– 2017.8.22 追記 —–

近所のラーメン屋で「Love Missile F1-11」が流れてきてびっくり!
実は今、ひそかに注目曲なのか???

————————-

怒髪天【GOLD N’ SILVER TOUR 2017】@松本ALECX

2017.6.25 怒髪天ライブです。

なんともいえないツアータイトルにNEWシングルのお披露目に、半年ぶりのライブにワクワクしながら迎えた当日。

年明け(いえ、怒髪天的には年末です)で非常に身に染みた「宿六小唄」がこの日も染みること染みること。年明け(年末だってば)はとてもしんみりした雰囲気だった ~と思っている人は少ないかもしれないが~ のと比べると、今回は暑く明るいなかでの演目なのに、やはり染みたのでした。

「ひともしごろ」は大好きな曲。敢えて語りません。

足取りは軽くないが

カバーの絶体絶命、まさかライブハウスで流れる日が来るなんて。本家の歌を聴いていた子供の頃には想像もできない未来が私にもあるのだなあと思ったりして。怒髪天の曲といってもいいのでは?という印象。

いつもと違ってトークタイムが短かったかな。汗をかきすぎて友康さんが透けていて、増子さん、目のやり場に困ると言ってました。
ステージは相当暑かったようですが、フロアはそれほどでもなく普段の暑さ。ALECXはもしかしたら天井が低くて、それで暑いのかもしれないなーと思います。

濁声交響曲【楽しい】、セイノワ【大事な曲】からだんだんボルテージが上がり続け本編最後は赤ら月。MVは昭和の映画やドラマの感じがすごくて、んんん?となりますが、曲自体は以前の楽曲と混ざっても全然違和感がなく、すーっと聴けます。かんぱーいな気分で袖に引っ込み、アンコールは酒瀑でまたかんぱーい!

増子さんの最後の語りにかぶせて耳に覚えのあるイントロが流れます。「生きてまた会おう!」のあともフェードアウトしないぞ…と思っていたら坂さん登場。

ステージを右に左と歩きながら続く坂さんのパフォーマンス。
終わりまで歌い上げて本日はお開きとなりました。せっかくなので握手しながらフロアを廻ってほしかったです。

ところでGREAT NUMBERはやらなかったのかな?「はっ!」の合いの手入れたような気がしますが、公式セットリストには載っていなくて記憶があやふやです。

ドリンクカウンター横の壁に昨年のツアーポスターがあります。しっかり4人のサインが入ってますから、ALECXに訪れる機会があればしっかり見ていってくださいね。入口付近にはPOLYのサイン入りポスターも。

the pillows【NOOK THE BRAIN TOUR】@赤坂BRITZ

2017.6.3 the pillowsライブ@赤坂BRITZに行ってきました。

赤坂公演はすでにオフィシャルでレポートが上がっているので、印象に残っていることを書き留めておきます。

新曲と以前の曲、さわおさんの言葉

僕らにとってアルバムを出すということは、特に決められたスケジュールに従ってやっているのではない。今でもどんどん新曲ができてくるので、早くみんなに聴かせたくてレコーディングをしているだけで。新曲を作って、毎年のようにアルバムを出しているのは、この年になるとやや恥ずかしいとも思うのだけど、それは自分が(自分たちが)やりたいことだから。

今日演奏したマイフットを作った頃の自分と同じ気持ちや考えで今曲が作れるかというと、それは無理。もうできない。

でも若い頃に作った曲は今の自分にもフィットしているから、演奏することはとても楽しいし、みんなも楽しんでくれているはず。

また新曲でない、過去の曲ばかり演奏するツアーをやろうと思っている。


昨年のストロール名古屋でさわおさんが涙した場面がありました。

生まれてくる新しい曲たちをみんなに聴いてほしいし、自分と同じように気に入ってほしいと思っているのに、黄金期と呼ばれる時期の曲ばかり聴きたいと言われることが多くて複雑な気分。

そんな言葉を投げかけられて、みんなで客席から一生懸命さわおさんに伝えたのです。ひとりひとり大好きで大切な過去の曲を持っているけれど、新しい曲のこともいつも心待ちにしているから、自分のお気に入りリストに新曲が追加されていくことを楽しみにしてるんだよって。

そうしたら、どんどん新しい曲も書くよって。最後まで言い終わらないうちに袖に引っ込んでしまった姿が印象的でした。


それから1年。この日は過去の大切な曲たちを、今の気分で演奏してみんなと楽しみたい。そんなことを話してくれました。

人はいつも同じじゃない。変わらない部分もあるけど、変わっていく部分もある。あたりまえのことだけど、そんなことを思いながら続いていくステージを見ていました。

最後の最後はリトルバスターズ。この曲で終わるライブはあまり記憶になくて、さわおさんが今の気分を歌にぶつけて渡してくれたものと受け取りました。

私のNOOKツアー参戦は赤坂でおしまい。次はどんなピロウズに会えるのでしょう。楽しみにしています。