Sigue Sigue Sputnikと布袋さん

最近Polyのところで話題になっていたSigue Sigue Sputnik。

今から遡ること30年ほど前、私もBOOWYが解散してしまい嘆き悲しんでいた1人なのですが、ある日布袋さんのラジオを聴いていたら流れてきたのがSigue Sigue Sputnikの「Love Missile F1-11」でした。

過激な暴力
食べ物はおいしい
水を飲んではいけません
明日またお会いしましょう

あまりにも衝撃的。でも曲はとてもカッコいい。有名な曲のフレーズがところどころに散りばめられていてそれもまた楽しいのです。何ですかこの人たちは!と思いながらも当時はインターネットもないからそれ以上調べようもなく、その年の年末に出かけたアメリカで探して探して見つけたのが「Flaunt It 」。

「皆様の夢をかなえます」って何?

ガンダムみたいなよくわからないロボットが描いてあるし、おまけに旅行中はCDが聴けないから「ほんとにこれで合ってるのか?」と半信半疑のまま旅行中を過ごしたことを覚えています。

布袋さんの「C’MON EVERYBODY」は、エディ・コクランのオリジナルバージョンとは全然違う、この「Love Missile F1-11」風のアレンジですよ。あるいはSigue Sigue Sputnik風と言うべき?

現在に戻ってYoutubeで映像を見ると、ジャケットの印象どおりのかなりぶっとんだビジュアルの方たちです。「21st Century Boy」もこのアルバムに入っているので興味があればぜひ。曲はどれもこれも良いです。

他に布袋さんお勧めで覚えているのはROXY MUSICそしてBryan Ferry。私はBran Ferryで出てる曲たちの方が好きです。

—– 2017.8.22 追記 —–

近所のラーメン屋で「Love Missile F1-11」が流れてきてびっくり!
実は今、ひそかに注目曲なのか???

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the pillows【NOOK THE BRAIN TOUR】@長野 CLUB JUNK BOX

2017.5.7 the pillowsライブ@長野CLUB JUNK BOXに行ってきました。

長野はなんと今ツアー2公演目で、いつもはもう少し回数を重ねてから回ってくるので、ある意味新鮮でした。会場SEはこの日もやはりピーズ。

アルバムツアーだからアルバム曲の演奏を首をながーくして待っていたのはもちろんですが、なんだかGOODDREAMS、染みました。「倒れていないだけ」のところ。そして久しぶりのインスタントミュージックも。「王様になれ」は、「おうさまになれー」と叫んださわおさんの曲紹介がよかったです。なんてことはないけれど、今のさわおさんからの強いメッセージかな?と印象に残っています。

NOOKの中でのお気に入りは「ジェラニエ」「Cooming Sooon」「パーフェクト・アイディア」で、それが3つ続けて流れてしまってもうどうしましょうという感じ。ジェラニエはサビの息継ぎが大変で、真鍋さんに交代で歌おうと言っているのに全然実現しないとか。真鍋さんも歌いたいと思っているんだけど、これを弾きながら(と言いながらサビのところのフレーズを弾く)歌うのは難しくて無理、と残念そう。いつか歌ってほしいです。

「Cooming Sooon」はハンドマイクで。ダンスしながら歌うさわおさん。続く「パーフェクト・アイディア」もハンドマイク。「全然愛のこもっていないラブソング」シリーズのTOY DOLLのときもそうですが、ハンドマイクのさわおさんにとてもとても艶っぽさを感じてしまうのは私だけでしょうか?ばあっと前に出てくる姿を見るだけで倒れそうです。後日LINE LIVEの映像を見たら艶っぽさがふたたび蘇り、テンション上がりっぱなしです。LINE LIVEはまだしばらく公開されているのでぜひ。

そして本当は記憶から消えたことになっている「BE WILD事件」。あんなに歌詞が飛んでしまうとは。そのときさわおさんは見えてなかったので、なにが起きているのかわからずあとのMCでそうだったのか!です。しっかり準備をしてライブに臨んでいるのに、、とのこと。その埋め合わせで、アンコールにダイナソーが追加されました。続くSleepy Headの安定感はさすが。Where do I go?のあと、これで本編終わるとしたら
物足りないなーと思っていたらラストはAdvise。

今回のアルバムは曲が短くて、曲数はいつもどおりなのにあっという間に終わってしまう、と。確かに、アルバムを聴いた時に「みじかっ!」と思いましたもん。それで、初日の高崎が短すぎたので、長野ではブルースドライブモンスターを入れたのにそれでも短くて、なんとか曲を長くする方法を試行錯誤してました。ライブはアルバムの再現ではないから、ちょっとだけ弾いてみるなんてシーンがあったりするととても嬉しいのです。Envyのイントロを延々やってみたり、しんちゃんがドラムロールを続けてみたり。しんちゃんが自分はロールはそんなに上手じゃない、中学生や高校生のブラスバンドの子の方がずっとうまいと。行く先々でブラスバンド部の子にゲストで出てもらえばいいのでは?とおっしゃってました。

月の砂漠で~の「どこにもない世界」は会場限定シングルをゲット。これは、たとえば誰かにピロウズを勧めるときにちょうどいいと思いました。新曲もお馴染み曲も両方入っているし、最近の録音なので(STROLLのライブ音源入り)新鮮なピロウズを聴いてもらえるし。CDのデザインがまるでレコードなのもお気に入りです。今回の唯一の心残りはバスター君ステッカー引換券をすっかり忘れていたこと。それではまた。

The Who【A Quick One (Happy Jack)】

ピロウズのSTROLL AND ROLL TOURで開演前に流れていたアルバムです。

会場に入ると聴こえてきた聞き覚えのある声。これは絶対The Whoに違いない!と確信したものの、半年近くが過ぎたところでようやく発見することができました。2曲目のBoris the Spiderが特に印象的で、STROLL AND ROLL TOURに行った人ならThe Whoを知らなくても聞き覚えがあるはず。

1曲目、Run Run Runはこれからワクワクすることが始まりそうなまさに1曲目!という感じ。6曲目のCobwebs and Strangeはトムとジェリーを連想します。いまどきなぜトムとジェリーかというと、通っている歯医者でちょっと前に集中的に見た、私にとっては懐かしいというよりわりとリアルタイムなアニメだから。そしてBatmanは歌詞が「バットマーン」だけの、「バットマーン」と叫んでいるだけの歌だけどとてもカッコいい、映画のカバー曲。ここで気づいてしまったのですが、もしかしたらバットマン、私は観てないかも。

おまけのボーナストラックにはおなじみMy Generationのライブバージョンが収録されています。このアルバムは私が生まれるよりも前の1966年のリリースです。それでも全然古さを感じないし、昔の録音で気になってしまう音が薄い感じがなく、大満足感な一枚です。聴いているのがReMasterdだからかもしれませんが、何よりもThe Whoが素晴らしいのだと思います。

ついでといっては何ですが、このアルバムをデータで持っているならスピーカーはぜひともBOSEで聴いてほしい!私が今持っているのは

BOSE SoundLink® Mini Bluetooth® speaker II

bluetoothのポータブルスピーカーです。このアルバムにぴったりな、ライブハウスにいるようなドスドス感や音の広がりがみごとに再現してくれます。元々BOSEの音は好きですし、最初に聴いたのがライブハウスだったのでなおさらそう思うのかもしれません。

同じくThe WhoのアルバムでMyGenarationが入っているお気に入りのアルバムはWho’s Better, Who’s Best: This is The Very Best of The Who。また改めて書きたいと思います。

the pillows【STROLL AND ROLL】[ Tシャツ付き]届きました

本日発売the pillowsの20枚め(!)のアルバム『STROLL AND ROLL』が届きました。敬意を表して姿勢正しく一巡じっくり聴きましたよ。

☆STROLL AND ROLL TOURのライブレポートはこちら
the pillows『STROLL AND ROLL TOUR』@長野CLUB JUNK BOX
☆☆☆

「ロックンロールかUKっぽいもの」という感じ、インタビューで何度となく目にしていましたが全くその通りでした。いつかのライブMCで言ってた「絶対いい曲作るんだろうな、絶対気に入ってくれるんだろうな」そのままです。

とりいそぎ一巡したところでの印象は

ballM-1 デブリ
絶対ライブの1曲めでしょう。もうその絵が見える。
ballM-2 カッコーの巣の下で
歌詞を見ながら聞こう。さわおワールド全開です。コメントを思い出すとさらに。
ballM-3 I RIOT
今日はこれが好き。サビのところが特に。
ballM-4 ロックンロールと太陽 と M-8 レディオテレグラフィー
歌詞にもあるとおり『ノスタルジック』な印象。かつてこんな感じの曲が流行った時代があったという意味で。

moondustツアーの時はライブの曲順がなかなか定まらなかったそうですが、このアルバムは定番曲とのなじみがよさそう。繰り返すうちにまたあれこれ思うのでしょうけど、もったいないのでしばらくは落ち着いて味わいながら聴くつもりです。さわおさん、アルバム出すたびに声と歌がよくなってませんか?惚れ惚れします。

限定生産Tシャツ

BUSTERS SHOPの限定Tシャツ、背中に剣のマーク。バスター君のこの姿を見ちゃったら迷わないでしょう。サイズは販売サイトの説明通り、いつものTシャツよりひとまわり小さ目でした。

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あと、初回生産版おまけステッカー。

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リリースがあるとメディアへの露出が増えて毎日楽しいです。そんなこんなでツアーまでいよいよ1か月ですね。

☆the pillows 巻頭20ページ!☆

☆初回限定生産盤(CD+DVD)☆

Loafers on the Japantown : noodles (2014)

昨年末に出たnoodlesのアルバムです。

noodlesを知ったのはpillowsがきっかけだったのでかれこれもう18年。当初から変わらないnoodlesらしさ満載の1枚です。初めてバンドの写真を見たときにyokoちゃんはじめみんなのビジュアルに一目ぼれして、yokoちゃんみたいになりたい!と思ったのです。yokoちゃんの見た目を真似をしたいということではなくて、どんなときでも「自分らしいね」といえる見た目や生き方を表現したいと心に誓ったのですが。

それから18年が過ぎ今年の夏頃にようやく「自分らしさの完成図」が見えてきてまっすぐそこに向かえるようになりました。ある意味なんて長い自分探しの旅だったんだろう。全然音楽の話じゃなくなってますね。

ところでこんなに長い間マイフェイバリットアーティストなのに一度もライブに行ったことがないのです。OMG! タイミングが悪かったり忘れていたり。埼玉に住んでる間に行っとけよ、私。頻繁にアルバム出して全国周ってというタイプのバンドではないので2016年はどうなるかまだわかりませんが何とかして夢を実現させたいと思っています。

今日は大みそか。夜はブリを食べて(この辺の風習です)年越しプロレス見ながらのんびり過ごします。2015年、ありがとうございました。