ミニチュアダックスのハリー君、ワクチン接種に行ってきました。ハリー君は注射が大得意なのです。狂犬病の集団接種や病院でのワクチン、さらには血液採取など注射器を使う場面では「何してるの?」と涼しい顔をしています。それよりも、大勢の人(先生、スタッフさん、私など)に囲まれて触られることを喜びます。手がかからなくてありがたい、不思議な子です。
ワクチンがない
4月頃「ワクチンが不足している」と聞きました。詳しいことはわかりませんが、今年はワクチン供給元のある1社の製品が流通不可となったため、全国でワクチンが不足しているとか。
通っている病院では前年接種したワクチンごとに代替ワクチンの案内がありました。その時点でいつも打っている5種は在庫なし、代替ワクチンは6種が残り僅か、2種なら在庫豊富という状況でした。ハリー君の接種は7月で、過去2種を打った年も普通に健康で過ごせていたため、その頃になったら状況を見て考えようと思いました。その後6種もなくなったと耳にします。
ワクチンのことを忘れる
その後、ハリー君の歯周病騒ぎが発生します。
抗生物質をいただいたり、頓服薬を飲ませたりと何度か病院に通っていたものの、私の思考が口の中のことに占有されていてワクチンのことをすっかり忘れていました。気が付いたら8月も何日か過ぎていて。
毎年7月5日~25日の間に接種すると決めていたので急いで病院に行きました。
6種が入荷していた
「今日はワクチンをおねがいします~」と出かけていくと、「6種が入荷していますよ」とスタッフさんから声がかかりました。おおっ!2種のつもりでいたのが6種に増えました。正直なところ、どのワクチンがハリー君にとって適切なのか私にはわかりません。ワイルドな場所にはお出かけしないため、体に負担がかからなければいいな、程度です。
「おしりは絞りますか?」と聞かれたので先に肛門腺を絞ってもらうと、ハリー君は今日の処置が完了したと思い込み「帰る帰る」と大騒ぎです。落ち着かせてからの注射はいつものように、何事もなかったように終わりました。帰宅後はおとなしく過ごすように言われ、元気が余っているハリー君は不満げに1日を過ごしたのでした。
5種と6種の違い
昨年打った5種と今年の6種を比べてみました。それぞれ別の製薬会社のお薬です。
5種
- 犬ジステンバー
- 犬アデノウイルス2型感染症
- 犬パラインフルエンザ
- 犬伝染性肝炎
- 犬パルボウイルス感染症
6種
- 犬ジステンバー
- 犬アデノウイルス2型感染症
- 犬パラインフルエンザ
- 犬伝染性肝炎
- 犬パルボウイルス感染症
- 犬コロナウイルス感染症
6種の方には「犬コロナウイルス感染症」が追加されています。「犬コロナウイルス」は病原性が弱く、感染しても成犬の場合には症状が出ないケースが多いとのこと。